不動産投資でカモにされるサラリーマン|4つの特徴

不動産投資でカモにされるサラリーマン|4つの特徴

サラリーマンにとって、不動産投資は他の投資手法(株やFXなど)と比較してメリットが多いですが、
投資する金額が大きい分、一歩間違えると高すぎる勉強代を払うことになってしまいます。

今回は、カモにされてしまうサラリーマン投資家の特徴を4つ挙げていきます。

目標設定があいまい

不動産投資を始める前に、まずしなければいけないのが「目標設定」です。

このファーストステップをおろそかにする投資家はカモにされます。

あいまいな目標とは例えば

「不動産投資がしたい」

「都内タワーマンションのオーナーになりたい」

などです。

不動産投資は、あくまで資産形成の手段の一つです。

その手段を活用して、将来的にどうなりたいかを明確にしなければなりません。

例えば、

「5年後までに年間のキャッシュフロー○○万円」

「30年後までに純資産○○億円」

というようにスケジュール付きで、具体的な目標を立ててください。

なぜなら、

あなたが狙う収益が<年間数十万円>なのか<数百万円>なのかによって、とるべき戦略が大きく変わってくるからです。

このステップをおろそかにしてしまうと、
目標自体を第三者に決められてカモにされます。

元々年間100万円程度のちょっとした副収入を目指していたはずなのに、
不動産会社から「年間で数百万円の収入を目指しましょう」と唆されて、取らなくてよかったはずの大きなリスクを取らされてしまうことも考えられます。

明確な目標を元に不動産会社には
「5年後までに年間のキャッシュフロー○○万円を見込めるプランを提案してください」
と具体的な依頼をしましょう。

「とにかく良い物件を紹介してください」

などとあいまいな依頼をすると、
業者にとって都合の良い物件を紹介されてしまいます。

情報を鵜呑みにする

不動産投資の情報収集で大切なのは
「納得できるまで疑い、2つ以上の情報源で確認すること」です。

不動産投資には、
・不動産会社
・銀行
・売主
など多くの人々の利害関係が絡み合うので、
どの視点から話すかによって、情報は大きく変化してしまいます。

ですので、一つの情報源だけから聞いた情報を鵜呑みにしてしまうと、正しい判断を妨げることになります。

疑わしい情報や、初めて聞いた情報は、
必ず第三者に相談してみましょう

相談するなら、こんな人がおすすめです。

■視点が違う
例えば、不動産会社A社でワンルームマンション購入を検討しているのであれば、ファミリータイプマンションの売買をメイン事業としているB社に相談するのもいいでしょう。
違った視点で指摘をくれるはずです。その指摘を、A社にぶつければ充分なチェック機能を果たします。

■利害関係が無い
ベストは、すでに実績のあるベテラン大家です。
経験もありますし、あなたの投資によって利害が発生するわけではないので、フラットな立場で意見をくれます。

良質な情報は、ただ待っていても入ってきません。

自ら現場に足を運んで、積極的に情報収集しましょう。

収支計算を人任せにする

収支計算は、不動産投資の要です。

収支計算こそが、あなたの不動産投資の未来を指し示す羅針盤になるのです。

その物件を購入すべきか?

どの程度修繕するか?

いつ売却すべきか?

全て収支計算を元に判断することになります。

しかしながら、その大事な収支計算を
不動産会社に任せっきりにしてしまう投資家が少なからず存在します。

不動産会社は物件を販売するという目的があるので、どうしても収支計算において費用面を甘く見積もる傾向があります。
(実際より、かなり儲かる収支計算になっています)

それで購入の判断をしてしまっては、いわゆるカモにされるだけです。

抜けている費用を見込んで、
正しい収支計算表を作成するのは、不動産投資家の最も重要な役割の一つですので、
必ず自分の手で行いましょう

感情で判断してしまう

判断材料に必要なのは
客観的な情報であり、感情ではありません。

不動産投資に限らずカモにされる投資家は、
感情的な判断をしてしまう傾向があります。

例えば

「不動産会社の担当者の人柄が良いから」

「マンションのオーナーになったら投資家の仲間入りできるような気がする」

「最近、本業がうまくいってないので、副業でどうにかしたい」

以上のような理由で不動産を購入してしまいます。

不動産の購入に勇気・優しさなどという感情は持ち込まない方が賢明です。

これまで説明してきた通り、

・明確な目標を立て
・信頼できる情報源を持ち
・現実的な収支計算をする

以上のルールを守っていれば、物件を買うために勇気などいりません。

物件を買うべきか買うべきでないかは、明確に判断できます。

不動産投資に必要なのは、勇気ではなく、客観的情報だということを覚えておいてください。

まとめ

今回は、不動産投資で失敗する人の特徴を4つ挙げてみました。

この4つに全く当てはまらず、客観的情報で判断ができるという方は、不動産投資の素質がある方です。
きっと効率的な不動産投資を進めていかれることでしょう。

また、1~2つ当てはまってしまっているという方も、今後改善していけば良いので問題ありません。

最も危険なのは、自覚が無い方です。

この記事を見ていただいている勉強熱心な方は、心配無用かもしれませんが、
身の回りでこれらの特徴に当てはまってしまう方がいれば、
ぜひ注意深く見守ってあげてください。

 

「理解できたかな…」と不安な方は、

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