「利回り」とは?|不動産投資用語をわかりやすく

「利回り」とは?|不動産投資用語をわかりやすく

「利回り」とは?

【結論】
最も一般的な「その不動産投資がどれだけ儲かるか?」を見極める指標。
<計算式>
年間の家賃収入÷物件の購入価格=利回り

利回りには2種類あります

表面利回り

物件の資料に掲載されている情報は、だいたいこの「表面利回り」です。
「グロス利回り」とも呼ばれます。

不動産を購入&運用するにあたって必要な諸経費が加味されていない、かなり大まかな指標となります。

相対的な比較として、参考にはなりますが、この数字だけで「本当に儲かるか?」という判断はつきませんので、ご注意ください。

実質利回り

「ネット利回り」ともいいます。

表面利回りより、投資判断において重要となるのがこの「実質利回り」です。

表面利回りと異なる点は、
年間の家賃収入から諸経費(管理費、固定資産税など)を差し引き
さらに物件の購入価格に諸経費(仲介手数料、不動産取得税など)を足した数字で計算するという点です。

<計算式>
(年間の家賃収入-諸経費)÷(物件の購入価格+諸経費)=実質利回り

現実的な収益に近い数値である実質利回りは、必ず把握しておきましょう。

利回りの相場ってどのくらい?

あくまで相場ですが、物件探しの参考にしてみてください。

前提として、
物件価格が安いと利回りは高くなりますので、中古物件の方が有利な数字が算出されます。

マンション区分投資

【新築】表面:3~5%、実質:2~4%
【中古】表面:5~7%、実質:3~5%

アパート一棟投資

【新築】表面:5~7%、実質:3~5%
【中古】表面:5~7%、実質:3~5%

まとめ

不動産投資で最も使われる指標「利回り」について解説しました。

初心者が注意すべきは、利回りは空室リスクを加味していない数値という点です。

どんなに高い利回りの物件があったとしても、空室率が高ければ、その利回りは意味を持ちません。

実際に購入の意思決定をする際には、
「空室率」「周辺の家賃相場」なども加味して判断する必要がありますので、ご注意ください。

 

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